HDMI切替器導入の悩み

昨日のブログ（PS3 torneの発売日決定！）の続きです。


うちのTVにはHDMI端子が2つしかありません。
よって、BRAVIA UNITとゲーム用PS3をつなぐと、余りはありません。
なので、録画用PS3や今後その他の機器が出てくると、HDMI切替器が必須になります。


そこで、HDMI切替器を調査してみたのですが、
基本的には2系統に分かれており、パッシブ型とパッシブ型じゃないものがあります。
簡単に言うと、ガチャってボタンを押して機械的に切り替えるタイプと、電子的に切り替えるタイプ。

もちろん、パッシブ型の方が安いですが、使い勝手が悪いです。
なので、そうじゃない方を選びたいところなのですが、その中でも悩みがあります。

そう、例の3D対応ってヤツです。
PS3は、アップデートで3D対応が約束されており、3D対応のTVに買替えれば、ゲームも映画も3Dに対応出来る訳です。
が、3Dは、HDMI1.4で策定された規格の為、現在の1.3では、対応出来ていないんです。

1.3と1.4は、主に3Dや4K（フルHDの更に上の解像度）などで、
データ量が増える事に対する規格が策定されている様です。（超簡単に言うとですけど）
具体的には、HDMI1.4対応には、伝送用LSIの性能を上げるなど、ハード的にも変更が必要な様です。

でも、PS3は対応すると言っている訳です。
さて、なぜ出来るのでしょう？

調べてみました。
結論から言うと、どうやら、まだ、実現方法は公開されていない様です・・・。
そもそも、HDMI1.4規格の詳細情報が、まだ一般には公開されていな為、特定の企業しか分からない様です。

予想としては、PS3は、専用LSIなんて不要で、Cellを使ってソフトで、3D対応するのだと思います。
ただし、その伝送路（HDMIケーブル）の品質には、今のところ言及していません。
もしかすると、HDMIケーブルの品質の問題で、物によっては、3Dのデータ転送が出来ないなんて事も、無いとは言えない様です。

って事で、HDMI切替器として、HDMI1.3機器を挟んでしまうと、
PS3とTVが3D対応であったとしても、3Dデータが正常に伝送出来ない可能性ある訳です。


まぁ、3DTVに買替えれば、HDMI端子が最低でも3つ以上ついているだろうし、
切替器なんて必要なくなる可能性も高いのですが、せっかく買うのですから、それでも足りなくなった時の為に、
これからも使える物を購入したいところです。
AV機器マニアとしては、4つあっても足りなくなる可能性が高いですから。
レコーダ、PS3×2、パソコン。これで既に4つ。

でも、もちろん、まだ1.4対応の切替器などありませんし、発売されたとしても、高価でしょう。


って事は、高価な切替器じゃなくて、必要最低限の切替器を買った方が、得なのかもしれません。
技術の進歩を待っていると、キリがありませんが。

タグ：PS3 3D HDMI1.3 HDMI1.4