円山動物園の悲しい事故 [動物園]
新入りのエゾヒグマの「カステラ」0歳が、先日亡くなったそうです。
交互展示していたはずの、年上の「とわ」に襲われてしまったそうで、なんとも言えない事故です。
人間同士なら、事件なんですが、元来野生動物ですから、事件と言うより、事故なんでしょうか。(私には、分かりません)
円山動物園の雑記ブログに、途中経過の情報が掲載されています。
詳しくは、そちらをどうぞ。
なんともやりきれないのが、その前の記事が、カステラの記事であること。
まだ0歳で親からはぐれて衰弱しているところを、三笠市で保護され、やっとまるまると太って、楽しそうに遊んでいる写真を見ると、心が痛みます。
ペアリングを視野に入れていた二頭が、この様な事になってしまうとは、やはり、野生動物と言うのは、難しいのですね。
シロクマのデナリは、ララ以外にも、繁殖目的で、釧路に行ったり、円山ではさつきとペアリングを試みたりしていましたが、これらも大変な事だったんだなと、改めて思いました。
オスのシロクマとメスのシロクマでは、体格差がかなりありますので、デナリが小柄とは言え、やはり襲われると、命に関わります。
そんな円山動物園の飼育員たちですので、細心の注意を払っていた中での事故だとは思うのですが、もしかすると、心のどこかに隙があったのかもしれません。
「カステラ」が死んでしまった事は、とても悲しく、心が痛いですが、飼育員の方は、私よりもっと苦しんでいるのではないかと思います。
エゾヒグマ館はとても広く、これまでのオリに囲まれた狭い展示とは異なり、元気に走り回れるとても良い施設だと思います。
原因究明が最優先ですが、今回の事故を乗り越えて、エゾヒグマ館が発展する事を望みます。
また、二度とこの様な事が起こらない様に、今一度、飼育方法の見直しや、飼育施設のあり方などを検討して頂きたいと思います。
少なくとも、人間の手によって連れてこられた動物たちが、この様な事で命を落とすことは、あってはならない事だと思います。
悲しい事故ですね。もう二度と起こらないでほしいですね、、。
by カステラ君 (2019-05-20 14:07)
カステラ君さん
とても共感します。以前もクマの事故が同じ動物園で起こっていた記事を見つけ、怒りが収まりませんね。
by お名前(必須) (2019-06-03 14:07)