愛する者の旅立ち [セシル&ピー]
実家の猫が、2009年12月17日に、天国へ旅立ちました。
あの子がやって来たのは、私が実家を離れてからでした。
ある時、実家に帰ると、白黒の牛柄模様のちっちゃい猫が居ました。
その子は、「ピー」と名付けられ、2代目の「セシル」と一緒に暮らしていました。
母親曰く、ピーピー鳴いて居たから「ピー」なんだそうです。
猫を飼う前までは、インコを飼ってましたが、歴代全てピーちゃんでした。
まぁ、そんなもんです。
ピーは、どこからともなくやって来ました。
捨てられたのか、迷ったのか、誰にも分かりません。
人一倍、人なつっこい、やり手の猫です。
でも、猫とは仲が悪く、セシルとは険悪な雰囲気。
猫は、後にやって来た方が強いらしく、セシルは、すっかりいじけて、
ちょっと性格が変わっていました。
セシルをいじめているピーを見つけた時は、
捕まえて、叱ろうとするとするのですが、その気配を察知して、逃げます。
でも、家の中で逃げたって、逃げ切れる訳ありません。
捕まって、怒られた後は、ストレスが貯まるらしく、物にヤツ当たりします。
新聞でツメ研ぎしたり、にゃーにゃー鳴いてストレス発散するのです。
猫にも、しっかりと感情はあるんです。
すぐに忘れる様ですが・・・。
ピーは、変な物が好きです。
なぜか、湿布が好きなんです。
においだけじゃなく、舐めたりします。
使い終わった湿布をおいておくと、ぺろぺろとなめてます。
すぐに取り上げますが、物欲しそうに見つめます。
貼っていた場所も、舐めようとします。
うちに来る前に居た家で、いつも近くにあったのか、それとも、生まれつきなのか。
永遠の謎です。
でも、猫らしく、花カツオも大好きでした。
やっぱり、猫です。
ピーは、外が大好きで、日に何度も散歩にお出かけします。
うちの周りは生活道路で、車通りは少なくはありませんが、
道幅が狭いので、それほど危険ではありません。
でも、一度だけ、国道を渡った姿を見たと聞いた事があります。
片側2車線の広い道路で、考えただけでも寒けがします。
晩年は、自宅の庭周りを散歩してました。
縄張り確認でもしていたのでしょうか? メスなんですけど。
ピーは、白黒柄で、庭の草花の中に入ると、意外と分からなくなります。
セシルは真っ白で、どこに居ても分かります。
野生動物で、白が少ないのは、このせいかもしれません。
ピーのお気に入りは、スズメのえさ台の下です。
父親が作った、人の背くらいのえさ台が庭の中央にあるのですが、
その下で良く寝ています。
たまに、えさ台の上で寝てることもありました。
スズメのえさ台なのか、ピーのえさ台なのか、よく分かりません。
ピーは、ノラ経験があるのせいなのか、野生の本能がセシルより強く出ています。
スズメを見ると、狙いを定めずにはいられない様です。
にゃーにゃー鳴きながら・・・
捕まるスズメは、まず居ません。
でも、飛び方のぎこちない若いスズメは、たまに、ピーに捕まって居ました。
缶詰の方が好きなくせに・・・
ピーの天敵は、兄の嫁さんと甥っ子です。
あれだけ人なつっこいピーが、唯一苦手とする人です。
玄関に入ってきただけで、家のどこかに隠れます。
夏などは、外に出て、夜中まで帰ってきません。
自分の家に、後に来て、我が物顔で居る人と思ったのでしょうか?
でも、ピーにしてみれば、私もよく触ってくる、後で来た人なのですけど。
猫の好き嫌いは、よく分かりません。
近所の人や、配達の人なんかには、愛想が良いのに。
ピーは、家の中で、いつくかの寝床がります。
その全ては、セシルが寝ていた場所です。
セシルが寝床を見つけ、それをピーが奪う。
その繰り返しです。
その中でもお気に入りは、お風呂のフタの上でした。
理由は単純で、お風呂のお湯で、暖かいからです。
お風呂好きが仇となり、一度死にそうになった事があります。
ある時、大掃除で塩素系洗剤を使った時のこと、ピーは、その塩素をしっかりと吸ってしまったのです。
気付くと、吐いてふらふらになり、大変な事になってました。
実は、私も吐いてました。
人間ですら、そんな状況なのですから、猫にとっては一大事。
病院へ連れて行き、肝臓がやられていると言われ、医者からはもうダメだと言われました。
でも、その後、元気にを取り戻し、すっかり元に戻りました。
医者っては、意外と当てにならないもです。
ピーの宣告は、それが1回目だったでしょうか。
その後も、医者に見放される事幾度か。
その度に、診察結果をはねのけ、元気になってくれました。
よく頑張ったね。
ピーは、幸せだったかな?
子猫のノラ猫だったピーが、実家にやって来て、16年。
父ちゃん、母ちゃん、セシルと暮らして、幸せな一生だったかな?
人が大好きで、1泊でも家をあけると、鳴いて探して、吐くまで家の中歩いて。
帰ってきたら、すっかり安心して。
寂しがり屋で、甘えん坊で。
ピーのこと、いつまでも忘れないからね。
これからも、ずっと、一緒だよ。
心の整理が付くまで、少しの間、Blogはお休みしたいと思います。
ピーとの想い出が、楽しかったと思える様になるまで。
まだ、涙が止まらないから。
---------------------------------------------------------
メンタルヘルス・マネジメント関連は、予約公開機能により、
自動で公開されています。
---------------------------------------------------------
あの子がやって来たのは、私が実家を離れてからでした。
ある時、実家に帰ると、白黒の牛柄模様のちっちゃい猫が居ました。
その子は、「ピー」と名付けられ、2代目の「セシル」と一緒に暮らしていました。
母親曰く、ピーピー鳴いて居たから「ピー」なんだそうです。
猫を飼う前までは、インコを飼ってましたが、歴代全てピーちゃんでした。
まぁ、そんなもんです。
ピーは、どこからともなくやって来ました。
捨てられたのか、迷ったのか、誰にも分かりません。
人一倍、人なつっこい、やり手の猫です。
でも、猫とは仲が悪く、セシルとは険悪な雰囲気。
猫は、後にやって来た方が強いらしく、セシルは、すっかりいじけて、
ちょっと性格が変わっていました。
セシルをいじめているピーを見つけた時は、
捕まえて、叱ろうとするとするのですが、その気配を察知して、逃げます。
でも、家の中で逃げたって、逃げ切れる訳ありません。
捕まって、怒られた後は、ストレスが貯まるらしく、物にヤツ当たりします。
新聞でツメ研ぎしたり、にゃーにゃー鳴いてストレス発散するのです。
猫にも、しっかりと感情はあるんです。
すぐに忘れる様ですが・・・。
ピーは、変な物が好きです。
なぜか、湿布が好きなんです。
においだけじゃなく、舐めたりします。
使い終わった湿布をおいておくと、ぺろぺろとなめてます。
すぐに取り上げますが、物欲しそうに見つめます。
貼っていた場所も、舐めようとします。
うちに来る前に居た家で、いつも近くにあったのか、それとも、生まれつきなのか。
永遠の謎です。
でも、猫らしく、花カツオも大好きでした。
やっぱり、猫です。
ピーは、外が大好きで、日に何度も散歩にお出かけします。
うちの周りは生活道路で、車通りは少なくはありませんが、
道幅が狭いので、それほど危険ではありません。
でも、一度だけ、国道を渡った姿を見たと聞いた事があります。
片側2車線の広い道路で、考えただけでも寒けがします。
晩年は、自宅の庭周りを散歩してました。
縄張り確認でもしていたのでしょうか? メスなんですけど。
ピーは、白黒柄で、庭の草花の中に入ると、意外と分からなくなります。
セシルは真っ白で、どこに居ても分かります。
野生動物で、白が少ないのは、このせいかもしれません。
ピーのお気に入りは、スズメのえさ台の下です。
父親が作った、人の背くらいのえさ台が庭の中央にあるのですが、
その下で良く寝ています。
たまに、えさ台の上で寝てることもありました。
スズメのえさ台なのか、ピーのえさ台なのか、よく分かりません。
ピーは、ノラ経験があるのせいなのか、野生の本能がセシルより強く出ています。
スズメを見ると、狙いを定めずにはいられない様です。
にゃーにゃー鳴きながら・・・
捕まるスズメは、まず居ません。
でも、飛び方のぎこちない若いスズメは、たまに、ピーに捕まって居ました。
缶詰の方が好きなくせに・・・
ピーの天敵は、兄の嫁さんと甥っ子です。
あれだけ人なつっこいピーが、唯一苦手とする人です。
玄関に入ってきただけで、家のどこかに隠れます。
夏などは、外に出て、夜中まで帰ってきません。
自分の家に、後に来て、我が物顔で居る人と思ったのでしょうか?
でも、ピーにしてみれば、私もよく触ってくる、後で来た人なのですけど。
猫の好き嫌いは、よく分かりません。
近所の人や、配達の人なんかには、愛想が良いのに。
ピーは、家の中で、いつくかの寝床がります。
その全ては、セシルが寝ていた場所です。
セシルが寝床を見つけ、それをピーが奪う。
その繰り返しです。
その中でもお気に入りは、お風呂のフタの上でした。
理由は単純で、お風呂のお湯で、暖かいからです。
お風呂好きが仇となり、一度死にそうになった事があります。
ある時、大掃除で塩素系洗剤を使った時のこと、ピーは、その塩素をしっかりと吸ってしまったのです。
気付くと、吐いてふらふらになり、大変な事になってました。
実は、私も吐いてました。
人間ですら、そんな状況なのですから、猫にとっては一大事。
病院へ連れて行き、肝臓がやられていると言われ、医者からはもうダメだと言われました。
でも、その後、元気にを取り戻し、すっかり元に戻りました。
医者っては、意外と当てにならないもです。
ピーの宣告は、それが1回目だったでしょうか。
その後も、医者に見放される事幾度か。
その度に、診察結果をはねのけ、元気になってくれました。
よく頑張ったね。
ピーは、幸せだったかな?
子猫のノラ猫だったピーが、実家にやって来て、16年。
父ちゃん、母ちゃん、セシルと暮らして、幸せな一生だったかな?
人が大好きで、1泊でも家をあけると、鳴いて探して、吐くまで家の中歩いて。
帰ってきたら、すっかり安心して。
寂しがり屋で、甘えん坊で。
ピーのこと、いつまでも忘れないからね。
これからも、ずっと、一緒だよ。
心の整理が付くまで、少しの間、Blogはお休みしたいと思います。
ピーとの想い出が、楽しかったと思える様になるまで。
まだ、涙が止まらないから。
---------------------------------------------------------
メンタルヘルス・マネジメント関連は、予約公開機能により、
自動で公開されています。
---------------------------------------------------------
久しぶりに訪問させていただきました。
楽しい思い出とともに復帰されることをお待ちします。
by りぃ (2010-01-02 01:27)
りぃさん>
コメントありがとうございました。
年も明け、今日から復帰することにしました。
また、よろしくお願いします。
xml_xlsさん>
ご訪問頂き、ありがとうございました。
by whitecat (2010-01-04 12:24)