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Acer Aspire easyStore H342-S5 -DLNA設定編- [WHS]

さて、今日は、本題のDLNAについてです。

Aspire easyStore H342を購入した多く方は、DLNAサーバが目的だと思います。
基本的に、easyStore標準搭載の「WiDMS」を使うことを前提としています。


まず、私の環境から

データ量
①動画 1.6TB
②音楽 25GB
③写真 37GB

DLNAクライアント
①BRAVIA KDL-32J1
②PS3



まず、動画データからコピーしました。

コピー中にに関わらず、レスポンスも、再生も、全く問題ありません。
ちなみに、KDL-32J1は、mpeg4の再生は出来ない為、ファイルを認識出来ませんが、PS3からは、問題なく再生可能です。
新型のBRAVIAでは、mpeg4も対応しているはずなので、再生出来るものと思われます。



次に、音楽データ、続けて、写真データをコピーしました。
ここで、問題が!


BRAVIAのクロスメディアバーから、H342にアクセスすると、アクセス不可のメッセージが出て、全然開けなくなりました。
動画も音楽も写真もすべてです。

原因は、どうやら、大量の写真データの様です。
共有フォルダにコピーされたデータは、メディアサーバーがデータの解析を行うのですが、
H342のプロセスを見ると、メディアサーバーソフトの「WiDMS」が、動き続けています。どうやら、頑張って解析している様です。

・・・しばらく待ちます・・・・・・・・・・CPU使用率が下がりました。

BRAVIAからアクセスしてみました。
ダメです。 はて?なぜだ?



実は、この「WiDMS」は、データベースソフトに、「SQLite3」を使用しており、どうも、これが大量のデータに耐えられない様な感じです。
そこで、リモートデスクトップで接続し、dllの日付を確認してみると、2010年1月の日付でした。最新版は、2010年10月です。
早速、最新版のdllに入れ替え、WHSを再起動。

元気に、「WiDMS」のプロセスが動き始めました。
どうやら、解析を再開した様です。
BRAVIAからアクセスしてみたところ、アクセスの可能となりましたが、かなり遅いです。

・・・解析完了まで数時間待ちます・・・・・・・・・・CPU使用率が下がりました。

BRAVIAからアクセスしてみました。
動画、音楽、写真、すべて問題なく認識し、再生も可能になりました!
レスポンスも良好です。


と言うことで、デフォルトで搭載している「SQLite3」は、最新版に更新してあげた方が、挙動が安定する様です。
この辺が、フリーのソフトを使っているが故の落とし穴でしょうか。
素人の方には、難しいでしょうね。




使い勝手に話を移します。(ここから先は、主観と環境要因が入ります)


●動画
全く問題ありません。
極めて快適で、返却に至ったIOデータのNASの様に、再生中に一瞬止まる様な現象も発生しません。
クロスメディアバーから見えるメニュー構成も、フォルダ構成がそのまま表示される為、とても見やすいです。
NEX-3で撮影した、花火大会の動画を、初めてBRAVIAで見ましたが、なかなか良いですね。


●音楽
これは、操作性に難ありです。
表示されるメニューは「アルバム」「アーティスト」「ジャンル」「プレイリスト」の4つだけです。
「アルバム」を選ぶと、すべてのアルバムのタイトルが表示されます。 数百枚あってもそのまま表示されます。(ちょっと時間が掛かります)
「アーティスト」を選ぶと、全アーティストが表示され、任意のアーティストを選ぶと、そのアーティストのすべての曲が表示されます。(アルバムを選ぶこと出来ません)
「ジャンル」を選ぶと、すべてのジャンルが表示され、任意のジャンル選ぶと、そのジャンルのすべての曲が表示されます。(アーティストを選ぶことは出来ません)

って事で、大量のデータがある場合は、使い物になりません・・・。

Windows Media Connectでは、これ以外に、「フォルダ」を選択出来、フォルダ構成次第ですが、アーティスト→アルバムを選べます。
しかし、WiDMSは、この様なインタフェースがない為、とてつもな量のデータから、選ばなければなりません。
ちなみに、KDL-32J1では、WMCを認識出来ない為、使う事が出来ませんが、PS3は、認識しています。


●写真
全く問題ありません。
動画同様、フォルダ構成でメニューが表示されている為、簡単に操作できます。
ただし、DLNAクライアントの性能次第で、表示出来る解像度(サイズ?)に制限があり、
KDL-32J1では、NEXの1400万画素クラスの写真は認識出来ません。

ただ、そもそも、DLNAで公開するのであれば、適当な大きさにリサイズして公開した方が、表示レスポンスも良くなるので、
生データをそのままアップはしない方が良いかもしれません。

ちなみに、PS3では、NEXのデータも問題なく認識します。


●レスポンス
データ解析が終了すれば、極めて快適です。
あきらかに、安価なNASよりパフォーマンスが高く、Atomプロセッサとは言え、能力は十分に思えます。

音楽データの表示形式には問題がありますが、逆に言うと、大量のデータでも一覧表示出来るだけの能力を備えている訳です。
遅いNASですと、数十個一覧を表示すると、しばらくだんまりしてから表示、を繰り返しますが、その様な現象はほとんどありません。

なお、前モデルとなるH340は持っていない為、比較する事が出来ませんが、
少なくとも、H342は、メディアサーバとして、十分な性能を持っていると思います。



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