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Acer Aspire easyStore H342-S5 -Windows Home Serverコンソール起動エラー発生編- [WHS]

週末、1年ぶりにPS3 Media Server(以下、PMS)のバージョンアップをしようと思い立ったのが、悲劇の始まりでした。


PMS自体は、すんなりバージョンアップが完了し、眠りに付きました。(この時は、まだ、気づいていなかった)
翌日、ふと本体を見ると、HDDランプ(アクセスランプではなく、状態を表示するランプ)が消えている事に気づきました。

原因不明の為、とりあえず、Windows Home Serverコンソール(以下、WHSコンソール)を起動しようとしたのですが、
WHSコネクターは、切断された状態だった為、リモートデスクトップで接続して、直接WHSコンソールを起動しようとしたのですが、起動エラーが発生。


ネットで調べてみたところ、WHS PowerPack2と、.NET Framework3.5 SP1が共存すると同様のエラーが発生するとの事。
http://support.microsoft.com/kb/972128/ja

でも、起動エラーとなる前に、Windows Updateは行っていない。
期待薄ながら、対処法を実行してみたものの、解決せず・・・。 やっぱりね。

ただ、現象的には、ほぼ同じで、WHS系のサービスが起動に失敗しており、WHSコンソールが起動出来ないのです。
HDDのランプは、WHSコンソールによって制御されているらしく、点灯しない状態となった様です。

しかし、PMSは、WHSコンソールに依存していない為、単独でも動くのですが、WHSコンソールが起動しないと、必須アドオンの、Lights Outが動かない為、自動スリープや、リモート復帰が出来ないのです。

これは、致命的です。 どうにかせねば、使い物になりません。 しばらく悩みました。
何せ、Acerのマニュアルは、へんてこりんな日本語満載で、翻訳が必要なんです。

苦労しながら、色々調べたところ、付属のDVDに電子版マニュアルがある事が判明。
もちらも、日本語を翻訳しながら読み解くと、どうやら、データドライブはそのままに、Cドライブのみ再インストール出来る方法がある様です。
意味不明な日本語でマニュアルからはニュアンスしか伝わらなかったのですが、結果から言うと、アカウントや別途インストールしたソフトは消えますが、DriveExtender(以下、DE)の設定内容は保持したまま、リカバリーが出来ました。


画面やキーボードを持たないWHSなので、リカバリー方法もかなり特殊で、久し振りに手こずりました。
更に、マニュアルは、英語表記の画面を使っているのですが、実際の画面は、日本語になっており、分かりやすいのか、分かりづらいのか、良く分かりません(-_-)

手順ですが、3枚あるDVDのうち、「Server Recovery」ディスクをPCに入れ、リカバリーのツールを起動し、リモートで再インストールを行います。
操作もかなり特殊で、途中(検索画面中)で、電源ボタン長押しで、電源強制断して、再度、電源投入後、すぐに背面のリセットボタンを細いピンで押します。
これで、WHSが、リカバリーモードとなり、DVDを入れたPCから、ネットワーク越しにリカバリー処理が始まるのです。

結構時間が掛かりますが、リカバリーが無事終了し、WHSコンソールも起動出来るようになりました。
もちろん、HDDランプも点灯しています。


実は、ここからが大変重要です。
このリカバリー方法では、Dドライブ(データドライブ)が、設定されたままなので、標準搭載のDLNAサーバー(WiDMS)が、自動でライブラリー構築を始めるのです。
それが、とてつもなく重く、WHS再起動後、まともに操作出来る状態ではなくなってしまいました。
最初、何事か分からず、困っていたいのですが、タスクマネージャを確認すると、WiDMSが元気よく動いていました。

サービス画面から、サービスの停止と、起動方法を手動に設定し、やっと、まとにな状態になってくれました。
そこから、PMSなどを再設定し、眠りに付いたのは、深夜3時でした。。。
おかげで、昨日は、眠かった。

ちなみに、原因は不明のままですが、もしかすると、Javaのランタイムかもしれません。
PMSの最新版は、Javaの最新Ver7台を使用する様なので。


教訓
「正常に動いているサーバーには、触るな、寄るな、係わるな。」

大変な一日でした。


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Acer Aspire easyStore H342-S5 -メモリ交換編-  [WHS]

今日は、吹雪です。
本格的な、冬の到来となりました。


さて、本題です。
久し振りに、WHSネタです。

購入当初から考えていて、実行まで1年以上かかりましたが、一昨日、メモリの交換をしました。

H342-S5は、標準で1GBのメモリが搭載されています。
メモリスロットは、1つです。
メモリの規格は、DDR2で、前世代の規格となり、1本あたりの最大は2GBとなります。
ですので、H342-S5の最大搭載メモリは、2GBまでって事になります。


1GBと2GBで、どれほどの差があるかですが、メモリーの使用量を見ると、結構、ギリギリで、足りない時は、スワップが発生している様です。
2GB以上への増量効果は、それほど期待出来ませんが、1GBから2GBへは、効果が高そうです。


と言うことで、土曜日、いつものドスパラにDDR2-800 2GBのメモリを購入しに行きました。

HDDは、高止まりしていますが、メモリは、落ち着いた値動きで、特にタイの洪水の影響は出ていません。
購入したメモリは、ノーブランドで、1,880円でした。 ちなみに、サムスン製は、+500円程度です。
一応、相性保証もあるので、値段重視でノーブランドの製品を購入しました。
(ノーブランドって言っても、実際には、メーカー名はあって、単に、指定出来ないだけです)



●メモリ交換
H342-5のメモリ交換は、プラスドライバー1本で可能です。
それ程、難しくはありません。

①背面のネジ3本を外して、カバーを取り外します。
②必須ではありませんが、背面のファンのネジ2本を外して、ファンを取り外します。(メモリ取り付け時に作業しやすいです)
③メモリの両側のレバーを押し下げ、メモリーを取り外します。(この時、メモリーを取り付ける向きを確認)
④購入したメモリを同じ向きで差し込み、レバーを下げて固定します。(背面から見て、スリットが左側になる様に差し込みます)
⑤ファンとカバーを取り付け終了です。

せっかく、中を開けたので、ファンの掃除や、中の埃などをキレイしました。
あとは、いつも通り起動するだけで、特に何もせず、2GBのメモリを認識していました。
サーバーなので、パフォーマンスアップを体感する場面は特にありませんが、タスクマネージャで、メモリーの使用量を確認すると、有る程度余裕のある状態となりました。

元々、それなりに安定してい動いてはいましたが、メモリの増量は、安定度アップにつながるので、たまーにPMSが落ちる事が解消出来るのか、使いながら確認して行きたいと思います。


ちなみに、DDR2-800のメモリは、かなり生産数量が減ってきている様ですので、これ以上、値下がりしないのはもちろんですが、価格上昇の可能性もありますので、増設(交換)を検討している人は、あまりのんびりしない方が良いかもしれません。



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Windows Home Server 2011 ついに登場! [WHS]

Windows Home Server(WHS)2011がついに登場するそうです。
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110423/etc_ms.html


RTMまで行っていたので、店頭に並ぶのも時間の問題でしたが、5月下旬にDSP版が店頭に並ぶそうです。

搭載製品の登場には、もうしばらく時間が掛かるかもしれませんが、AcerやHPあたりからWHS2011搭載製品の登場が期待されます。


ところで、所有しているeasyStore H342-S5ですが、自己責任ながら、バージョンアップしようと思えば、ハードウェア的には可能です。
しかし、DriveExtender(DE)の廃止や、電源管理ソフト(Lights-out)のWHS2011版の購入などを考えると、メリットがありませんので、バージョンアップ予定はありません。

特に、DEの廃止は、個人的に致命的。


WHSの導入を検討されている方は、現行WHSを選ぶか、WHS2011を選ぶか、そろそろ決断をした方が良さそうです。


詳細は、過去に記事していますので、そちらをご覧ください。(マイカテゴリーのWHS)
http://cecile.blog.so-net.ne.jp/archive/c2301334750-1


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Windows Home Server 2011発売間近? [WHS]

このブログで、コンスタントにアクセス上位に居るのが「Acer Aspire easyStore H342-S5」関連の記事です。

有用な記事として読んで戴けているかは分かりませんが、皆さん、Windows Home Serverに多少なりとも興味があるか、購入した方に見て頂いているのかだと思います。


そんなWindows Home Serverですが、そろそろ、新OSが発売されそうです。
コードネーム「Vail」として開発していた次期OSですが、正式に「Windows Home Server 2011」となった様です。
既にリリース候補版(RC)が配布されている様ですから、2011年第2Qには発売されるかもしれませんね。

さて、この事自体は、喜ばしい事なのですが、初代WHSから大きな変更点があるそうです。

それは「Drive Extender(以下DE)が廃止」された事です。
DEがどの様なものかについては、過去の記事↓を参照して頂くとして、これは大変大きな変更です。
http://cecile.blog.so-net.ne.jp/2010-10-18


当初は、DEもバージョンアップする予定だったそうですが、何故か、現行流用どころか、廃止となったそうです。
NASと比較して、DEはWHSを選ぶ大きなメリットであった為、大変残念な方針変更です。

アドインソフトで、DE相当の機能追加の動きがある様ですが、ファイルマネージメント分野ですから、信頼性が第一です。
この様な機能を、第三者作成のアドインソフトで大丈夫かなと、少々不安です。

もしも、不具合があれば、復旧不可能な事も視野に入れて、自己責任で導入しなければなりません。
Microsoftがそれ程信頼できるか否かは賛否両論ありますが、少なくとも、OSの一部のDEと、アドインソフトのDE相当では、信頼性はおのずと違うでしょう。


ただし、DE廃止の代わりに、WHS2011では、高機能なファイルバックアップ機能を追加する様です。
何となく、本末転倒な様な気もするのですが、そうなんだそうです・・・。

PC → WHSへバックアップ → 外付けHDDなどへバックアップ

・・・しっくり来ません。



DE廃止に伴い、冗長構成にする為には、結局、従来のRAID構成にする必要が出てきます。
RAID構成では、途中でHDDの増設や大容量HDDへの交換などは出来なくなりますので、ホームユーザ向けには敷居が高くなります。
と言って、RAIDを組まないと、冗長化されていませんので、外付けHDDなどへのバックアップ装置が必要になります。

また、ドライブレターが、最低でも物理HDD分存在する事になり、サーバーとしての使い勝手的には、ダウングレードしてしまいます。
RAID0で、スパニングすれば、論理ボリュームは1つとなりますが、HDD故障を考えると恐ろしくて出来ません。


と言った感じで、次期WHSである「Windows Home Server 2011」は、少々問題を抱えての船出となりそうです。
現行WHSを選ぶか、次期WHSを選ぶか、特に不満がなければ、現行WHSの方が使い勝手は良いかもしれません。

ホームユーザ向けには、DEで実現している「フォルダの複製」や、容量が違うHDDを自由に増設/取り外し出来る機能は、とても便利で効率的だと思います。

まだしばらく、現行機の購入は出来ると思いますので、次期OSと比較しながら、検討してみると良いかもしれません。


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Acer Aspire easyStore H342-S5 -PS3 Media Server アップデート編- [WHS]

今回は、PS3 Meida Serverのアップデート編です。


ふと、pms avcmodを確認したところ、有志の方が、2010年12月20日に、最新版をアップロードしてくれていました。
#ありがとうございます。


そこで、現在の下記構成から、
PMS               :pms-setup-windows-1.20.409-BETA.exe (19MB)
pms avcmod       :up0395.zip pms avcmod ver.04 人柱版2(r409対応)

最新版の下記構成にアップデートする事にしました。
PMS             :pms-setup-windows-1.20.412.exe(18MB)
pms avcmod plus:up0493.zip pms avcmod plus v1.20.412.4



①ダウンロード
まず、下記サイトから、上記ファイルをダウンロードしてください。
http://www.videohelp.com/tools/PS3_Media_Server/old-versions
http://2sen.dip.jp/cgi-bin/dtvup/upload.cgi?search=pms+avcmod&sstart=0001&send=9999&extlist=&size_min=1&size_max=&nojcode=checked


②media info最新版ダウンロード
pms avcmod plus作成者曰く、PMS付属のmedia infoには、不具合があるらしく、最新版を使用した方が良いとの事でしたので、下記サイトからmedia infoの最新版をダウンロードしてください。
http://mediainfo.sourceforge.net/ja/Download/Windows

ダウンロードするのは、32bit DLL v0.7.38 の「without installer」です。

このファイルは、.7z形式で圧縮されているので、圧縮解凍ツールを使わないと解凍出来ません。
lhazなどを使って、解凍してください。
mediainfo.dllのみ使用します。


③PMSのアンインストール

WHSにリモートデスクトップで接続して、PMSをアンインストールしてください。
スタート→プログラム→PS3 Media Server の中に、「uninstall」を起動すれば、キレイに削除されるはずです。

なお、途中でエラーなどが起こった場合は、PMSが自動起動しようないように設定(サービスの設定)してから、
一度、WHSを再起動して、再度、実行してください。
c:\Program Files\PS3 Media Serverの中に、databaseフォルダのみ残っているはずです。

アンインストール正常終了後、一度、再起動する事をお勧めします。


④PMSのインストール
①でダウンロードしたファイルを、WHSにコピーして、リモートデスクトップ上からインストーラーを起動してください。
最後の画面で、PS3 Media Serverの起動のチェックボックスをオフにして、いったん、終了させてください。


⑤pms avcmod plusのインストール
readme_avcmod_plus.txtに書かれている通り、ファイルを配置してください。


⑥media info.dllの差し替え
②でダウンロード・解凍した「mediainfo.dll」を、既存のファイルへ上書きしてください。


⑦PS3 Media Serverの起動

PS3 Media Serverを起動して、共有フォルダや表示内容の設定を行ってください。
リセットされています。
http://cecile.blog.so-net.ne.jp/2010-10-26-2 を参考に。


以上で終了です。


我が家のEX700でも、mpeg4ファイルが再生出来る様になりました。
早送りなどの使い勝手は、あまりよくありませんが。
あと、前バージョンのメディアライブラリ機能で生成されたデータベースファイルは、そのまま使えるようです。
再生成する必要はなさそうです。


ところで、TVが、KDL-32J1から、KDL-52EX700になって、一覧表示が異様におそくなったのですが、
半ば、あきらめていたところ「サムネイルを非表示」にすると、高速に表示される様になりました。
サムネイルがなくても、特に困らないのであれば、サムネイルを非表示設定にする事をおすすめします。


もう一つ、サービス起動した場合、動画の早送りが出来なかった件ですが、サービス起動した場合、コンソール起動した場合とは違うPMS.confを参照している様です。
コンソール画面からサムネイル非表示設定にしても、サービス起動すると、サムネイルが表示されるのです。
今のところ、原因不明なのですが、今度、時間があれば調査しようと思います。






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Acer Aspire easyStore H342-S5 -PS3 Media Server導入編- [WHS]

今回は、メディアサーバー「PS3 Media Server」についてです。
かなり、長いです。 興味の無い方は、スキップしてください。



さて、おさらいですが、H342のメディアサーバーには、Acer独自アドインのDLNA1.5対応の「WiDMS」と、
Windows標準の「Windows Media Connect」が入っています。(iTunesサーバーも入ってる)

しかし、どちらも一長一短があり、「WiDMS」の、音楽ファイル公開は、使い物になりませんし、
「WMC」は、我が家のBRAVIA KDL-32J1が認識してくれません。

そこで、PS3もしくはBRAVIAを持っている人向け(?)の「PS3 Media Server」を導入してみました。



この「PS3 Media Server」は、その名の通り、元々はPS3向け専用に作られた、DLNAメディアサーバーだったのですが、
有志よって、BRAVIAでも認識できる様にコンフィグファイルが作成され、BRAVIAからも使用出来る様になっています。

コンフィグファイルさえあれば、その他、DLNAクライアントも、認識出来る様です。
Xboxなどのコンフィグも、標準で入っています。(私は持っていないので確認出来ませんが)


ただし、BRAVIAなどは、機種によって、DLNAクライアント機能が異なる為、出来ることに差があります。
これらを、コンフィグファイルによって、最適化してくれているのですが、何でも出来ると言うわけには行きません。

PS3を使う場合は、特に問題はありませんが、その他のDLNAクライアントを使う場合は、ある程度割り切りが必要です。




さて、WHSへのインストールから話を進めます。


●インストール
 ①Javaのインストール
  下記サイトから、Windows用のインストーラーをダウンロードします。(WHSの明記はありませんが、大丈夫です)
  http://www.java.com/ja/download/manual.jsp

  ダウンロード後、リモートデスクトップを使用して、WHS上でインストールします。
  自動アップデートの設定などは、好みに応じて、設定してください。
 

 ②PS3 Media Serverのインストール
  下記サイトから、Windows用のインストーラをダウンロードします。
  http://www.videohelp.com/tools/PS3_Media_Server/old-versions
 
  ※ここで注意!
   DLNAクライアントに、BRAVIAも使いたい場合は、③との整合性が必要です。
   PS3のみを使う場合は、基本的に、最新版(Typeの下にある)をダウンロードすれば良いでしょう。

  インストールは、Java同様、リモートデスクトップを使用して、WHS上でインストールします。

  
 ③pms avcmodのインストール
  DLNAクライアントに、BRAVIAを使いたい人は、下記サイトからダウンロードします。
  http://2sen.dip.jp/cgi-bin/dtvup/upload.cgi?search=pms+avcmod&sstart=0001&send=9999&extlist=&size_min=1&size_max=&nojcode=checked

  ※「PMS」と「pms avcmod」は、バージョンを一致させる必要があります。
   現在のところ、下記組み合わせが最新となります。
    PMS    :pms-setup-windows-1.20.409-BETA.exe (19MB)
    pms avcmod:up0395.zip pms avcmod ver.04 人柱版2(r409対応)
    
  インストール方法は、ダウンロードしたファイルの中のReadme.txtを参照してください。


 ④PS3 Media Server for WHSのインストール(必要なら)
  これは、WHSコンソール上で、PMSの設定画面を開く為の、アドインです。
  動作不安定の為、必要性を感じないなら、インストールしなくて良いです。
  
  私は、入れていません。


 これで、インストール完了です。
 この状態で、PS3およびBRAVIAから「PS3 Media Server」が認識出来ていればOKです。





インストールが完了したら、次は、設定です。


●PMS設定
 かなり試行錯誤しましたが、途中経過は省略して、最終版の設定のみ書きます。

 ①共有フォルダの設定
  初期状態ですと、「全ドライブ」が公開されています。(恐ろしい事です)
  「表示/共有設定タブ」の「共有フォルダ」から公開するフォルダを、追加してください。
  (1つでも登録すると、全ドライブが解除されます)

  私は、まず、「動画」と「音楽」のみ登録しました。(「写真」は膨大な為、後回し)


 ②表示する内容を設定
  同じく「表示/共有設定タブ」の「表示設定」を好みに応じて設定してください。
  「××を表示しない」系のチェックボックスは、基本的に不要なので、チェックする事をお勧めします。
  これにより、DLNAクライアントで表示した時に、余計なメニューが表示されなくなります。


 ③メディアライブラリの生成
  「メディアライブラリを有効にする」のチェックボックスをオンにします。
  すると、「共有フォルダ」の「虫眼鏡アイコン(検索)」が有効化されたと思いますので、ボタンをクリックします。
  
  ※メディアライブラリとは、その名の通り、共有メディアのファイルやサムネイル情報などを蓄積して、
   表示速度を上げる為の機能です。
   一度、すべての情報を検索して、内部データベースに取り込む為、かなりの時間を要します。
   私の場合、動画と音楽で、正確には計っていないのですが、1~2時間くらいだと思います。
   その後、「写真」もライブラリ登録しましたが、こちらは、20時間くらい掛かったと思います。

   ちなみに、共有フォルダを追加して、再度、検索ボタンを押すと、先ほど検索したフォルダも対象となりますが、
   データベースに登録済みであれば、スキップしながら進むため、高速です。
   
   蓄積データは、databaseフォルダ内にありますが、バージョンが変わってもそのまま使える様です。
   (アンインストしても消えない)
   写真などが膨大な場合は、とりあえず、動画と音楽終了時点で、バックアップを取っておくのも良いかもしれません。
   
 
 以上を、根気よく待てば、設定は終了となります。
 一覧表示が高速化され、動画ファイルは、サムネイルも表示されているはずです。

 なお、③を実施する前に、メモリの空き容量が十分にあるか確認した方が良いでしょう。
 「その他設定」で書いた事は、事前にやっておく事をお勧めします。
 出来れば、メモリを2GBに交換しておくと、より、高速かつ安定して処理されると思います。
 コミットチャージが、1GB前後になる為、物理メモリが1GBでは、スワップが発生していると思われます。



●PMS自動起動設定
 PMSの設定画面に、「Windowsサービスに登録」と言うボタンがあります。
 本来は、これで、WHSを再起動しても、うまくPMSが自動起動してくれるはずなのですが、
 私は、正常に起動しませんでした。
 
 PMS自体は起動しているのですが、なぜか、動画が参照出来ず、写真もサムネイルが表示されません。
 原因不明の為、今のところ、自動起動設定はしていません。(コンソールで起動)

 なお、サスペンドの場合は、PMS自体は起動したままなので、復帰しても、
 手動でPMSを再起動してあげる必要はありませので、実質、困ることはないのですが、どうも、納得が行きません。。。

 ちなみに、サービス削除は、コマンドプロンプトで、下記の通り、入力してください。
 >C:\Program Files\PS3 Media Server\win32\service\wrapper.exe -r

 一応、奮闘中ではあるのですが、解決に至れるかは、分かりません。
 何か、ご存じの方がおられましたら、是非、情報をお願いします。



●その他設定
 ・Windows Search4.0
  私はアンインストールしました。
  本来、ファイル検索をする為の機能なのですが、DLNAサーバとして使用する場合、DLNAサーバー自体が、
  内部にメディアライブラリなどの、独自ファイルデータベースを持っている為、この機能は不要です。
  逆に、メモリを消費してしまう為、動作不安定にある可能性もあります。
 
 ・WiDMS
  PMSを使う場合不要となるでしょう。
  ただ、何かあった場合の為に、アンインストールするのは、少々不安。
  個別にインストールも出来ない様ですから、残しておきたいところです。
  しかし、残しておくと、メモリを消費してしまいます。
  そこで、「コントロールパネル-システム管理-サービス」を起動して、「WiDMS」のプロパティを開いて、
  起動を「無効」にします。
  これで、「WiDMS」は残ってはいても、起動しない為、メモリ消費されなくなります。
  
 ・WMC
  こちらも、WiDMS同様、使うことがないなら、サービスの起動を「無効」に設定します。


 ※H342-S5は、標準でメモリを1GBしか搭載していない為、アドインが増えたり、データが増えたりした場合、
  メモリがかなり辛くなる様です。
  また、PMSは、かなりメモリを消費する様なので、メモリを2GBに差し替えるか、不要なサービスを停止したり、
  機能を削除するなどして、メモリを空けてあげると、安定して動く様になるでしょう。






みなさん、動いたでしょうか?
環境により、かなり大変な事があるかもしれませんが、動いてしまえば、すばらしいDLNAサーバです。
くじけず、是非頑張ってください。

最後に、私の環境下での稼働状況と感想です。

●動画再生
 KDL-32J1で対応しているmpeg2は、何も問題なく再生出来ます。
 mpeg4は対応していない為、自動トラスコ再生されるのですが、使い物にならない品質です。
 (素直に、PS3で再生しましょう)
 最新のBRAVIAは、mpeg4の再生も出来るはずなので、ストリーミング再生で、問題なく行けると思います。

 PMSは、ISOファイルも対応しているのですが、KDL-32J1からは再生出来ませんでした。
 PS3からは、再生は出来ましたが、画質が悪かったです。
 また、かなりメモリを消費する様で、ISOファイルを扱いたい場合は、2GB必須と思われます。

 動画関連は、最新機種のBRAVIAでは、違った結果になっているはずです。
 この辺が、固定仕様のPS3と、モデル毎に性能アップして行くのBRAVIAの差です。


●音楽再生

 フォルダ表示が出来なかったり、登録されているカバー写真が表示されないなどの「WiDMS」や「WMC」と違い、完璧です。
 一覧表示も、かなり高速で、共有フォルダ上のフォルダ構成のまま表示される為、
 好みに応じて、フォルダ構成を検討すれば良いでしょう。
 ただし、高速表示なので、それほどフォルダ分けしなくても、大丈夫だと思います。
 
 TVの音響関係を整えれば、BRAVIAをステレオとして、十分に使えます。
 5.1chサラウンドスピーカーが欲しくなりました。
 BRAVIA LINK対応スピーカーなら、DLNA用途だけでなく、TV、ゲーム、DVD/BDと、一石四鳥です。


●写真再生
 「WiDMS+KDL-32J1」では表示出来なかった、NEX(1400万画素)の写真も表示可能となります。
 この点だけでも、PMSした甲斐があります。
 
 メディアライブラリ登録完了後は、一覧表示も速く、かなり実用性の高いパフォーマンスを発揮しています。
 ただし、KDL-32J1で、画像を開くときは、3段階くらいに分けて表示されます。
 
 PS3ですと、一気にぱっと表示される為、KDL-32J1とPS3のクライアント側の能力差が大きいと思われます。
 最新のBRAVIAの場合は、もっと高速表示されるのかもしれません。
 
 いずれにせよ、「WiDMS」より、互換性が高く、メディアライブラリ登録後は、サムネイル一覧表示も高速な為、
 実用性の高いDLNAサーバーだと思います。

 27GB程度の写真データでも、問題なく運用出来る為、一般的な方は十分に使えるのではないでしょうか?
 



一通り再生可能となり、満足です。
なお、メディアライブラリ登録中は、相当メモリを消費しますが、通常運用中は、1GBでも問題ありません。(ISOファイル再生除く)

ただ、安定稼働の為には、物理メモリがあった方が良いため、機会があれば、2GBへの差し替えを検討した方が良いかもしれません。
メモリの規格は「DDR2-800」です。
もしかすると、相性問題が発生するかもしれませんが、安い物だと3000円台前半で購入出来そうです。
私は、今度購入しようかなと思っています。



最後に、PS3 Media Serverとpms avcmodの作者に感謝の意を表し、いったん、このシリーズを終了したいと思います。






シリーズあとがき

リファビッシュ品ながら、29,990円という破格の価格で購入したH342-S5ですが、現在までのところ、特に問題もなく、稼働しています。

また、ライバル製品HP EX490と比べた場合、低消費電力と言うのは、アドバンテージであると思います。
PMSのメディアライブラリ登録時などは、高速CPUが欲しいところですが、通常運用中は、Atomプロセッサレベルで十分です。

ドライブエクステンダーによる使い勝手の良いHDD管理や、(有料になりますが)Lights Outによる、細かな電源管理は、LinuxベースのNASに比べて、一歩抜きに出ていると思います。

PCのバックアップ機能や、やろうと思えば、Windowsベースのアプリを多数使える為、現状では、家庭用サーバとして、最高の製品だと思います。
ただし、ある程度のWindowsの知識を必要としますので、それなりの知識を持った方が近くにいる方が良いでしょう。

最近は、一眼レフで家族写真を撮ったり、動画と撮ったりする方も増えておりますので、データ消失による絶望回避と、写真や動画をリビングの大きなテレビで見られる環境の構築には、有力な選択しだと思います。



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Acer Aspire easyStore H342-S5 -アドイン編- [WHS]

WHSでは、基本的には、アドインにより機能追加を行います。
一部アドインは、追加と言うより、制限解除的な感じのものもありますが。

いくつかピックアップします。
特に記載のないものは、無償です。



【必須アドイン】

●Lights-Out - Green IT
 http://www.homeserverland.com/whs/m/whsaddins/40.aspx

 電源管理アドイン

 無条件でインストールする事を推奨(easyStoreには、0.8版が導入済み)
 有償だが、試用期間(30日)が過ぎても、基本的な機能は使える。(0.8相当の機能は無償)
 IPベース(BRAVIAとか)の監視をする場合は、有償版にする必要がある。
 って事で、DLNAサーバにする場合は、有償必須



【あると便利アドイン】

●Tab Reorder
 http://www.homeserverland.com/whs/m/whsaddins/20.aspx

 WHSコンソールの上部タブの順番を設定出来るアドイン

 アドインがいっぱいの人向け
 結構便利。


●WHS FileManager

 http://www.homeserverland.com/whs/m/whsaddins/2383.aspx

 ファイルマネージャ(懐かしい響き)を表示するアドイン

 あると便利。
 リモートデスクトップで入らなくても、ファイルコピーなどが出来る様になる。


●Program Luncher
 http://www.homeserverland.com/whs/m/whsaddins/17.aspx

 ショートカットをを登録して、一覧表示するアドイン

 下のAdvanced Admin Consoleがあれば、網羅しているが、手軽にアプリを起動するなら、こちらの方が便利


●Advanced Admin Console

 http://www.homeserverland.com/whs/m/whsaddins/14.aspx

 WHSコンソールから、コントロールパネルなどを操作出来る様にするアドイン

 あると便利。
 リモートデスクトップで入らなくても、コントロールパネルなどを使える様になる。



【ちょっと残念アドイン】


●Asoft AdminiMe
 http://www.homeserverland.com/whs/m/whsaddins/6719.aspx

 物理HDD毎の使用率や温度、その他、各種情報を表示するアドイン

 基本は有償ですが、起動してから10秒待てば、無償で使うことが出来ます。(一部制限あり)
 常時使う物ではないので、これで十分かな。
 ちなみに、うちの環境では、HDDの温度が見られなかった。
 有償の登録をしていないからだろうか?原因不明。


●Media Connect Configuration
 http://www.homeserverland.com/whs/m/whsaddins/1522.aspx

 共有フォルダを追加する為のアドイン

 easyStore標準のメディアサーバー(WiDMS)の共有フォルダを増やしてくれる訳ではない。
 あくまでも、Windows Media Connectの共有フォルダを追加する為のアドイン
 なので、リモートデスクトップから、エクスプローラー使って同じ事が出来る。
 いまいち動作不安定。


●AssetUPnP-WHS

 http://www.homeserverland.com/whs/m/whsaddins/10776.aspx

 音楽ファイル用のメディアサーバーアドイン

 有償なところが、とても残念。
 きっと、無償なら神アドインと崇め立てられていたでしょう。
 きめ細やかなメニュー表示と、ロスレスファイルなど、DLNAクライアントが非対応のファイルでも、
 ストリーミングで再生出来る 点がポイントです。
 私 は、とりあえずやめました。


●WHS Thumbnailer
 http://www.wegotserved.com/2010/05/25/whs-thumbnailer/

 自動で写真ファイルをリサイズしてくれるアドイン

 写真を自動リサイズして、DLNAで公開したい人は便利。
 でも、動作不安定。
 また、リサイズファイルの格納先など、細かく設定出来ればいいなと思う。(Flickrにアップロード出来る機能あり)
 現状では、使わない事にした。


●To Desktop
 http://www.homeserverland.com/whs/m/whsaddins/22.aspx

 WHSコンソールを最小化して、リモートデスクトップ画面状態に出来るアドイン

 Advanced Admin Consoleと、WHS FileManagerがあれば不要。
 ちょっと、動作が不安定なところあり。





これ以外にも、下記サイトにいっぱいあります。(すべて英語)
どちらも、ユーザ登録が必要です。


http://www.homeserverland.com/
http://www.wegotserved.com/


両方に載っているもの、片方にしかないもの、なぜか、ダウンロード出来ないものなどもあります。

ほとんどのアドインは、キャプチャ画面がありますので、少しでも英語が読めれば、なんとなく分かると思います。
分からなければ、試してみるのが一番かも。


ここでは、無償のアドインをメインに紹介しましたが、有償のものも結構あります。
この辺が、Linux文化とは、違うところですね。
ちょっとイヤになりました(^^;)



ちなみに、私は、H342標準搭載の、「WiDMS」を止めて、「PS3 Media Server」を使用する事にしました。
明日にでも、奮闘記をアップしたいと思います。


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Acer Aspire easyStore H342-S5 -データ同期編- [WHS]

私の作った環境では、写真と音楽ファイルは、WHSへバックアップを取るのではなく、
PCのローカルと、WHSの共有フォルダの両方にデータを持つ様にしています。

PC上のデータは、xアプリや各種画像ソフトで、高速に読み書きする為、
WHS上のデータは、メディア共有され、BRAVIAやPS3から参照する為と言った具合です。

結局、どちらもアクティブに使いつつも、二重化されている訳です。



しかし、これだと、新規に取り込んだデータは、WHSの共有フォルダへコピーする必要があります。
これを、手作業でいちいち差分コピーしていると、手間が掛かってしまい、いずれ、漏れが出てくるかもしれません。

そこで、データ同期ツールの出番となります。


最近は、色々なツールがありますが、(貧民なので)お金は掛けたくありません。
microsoft系で無料のソフト(サービス?)と言えば、Live Syncあたりが有名ですが、これは、WHSに対応していないそうです。

まぁ、必要な時に、手動起動で差分コピーしてくれれば良いので、それほど高機能なソフト(サービス)は必要ありません。
って事で、調べました。
結果、コマンドラインベースのrobocopyと、robocopyにGUIを付けたrichcopyあたりが良さそうです。


robocopyは、vista以降のOSには標準装備の機能で、コマンドラインを使用します。
richcopyは、インストールするタイプのソフトで、XPなどでも使用可能です。(無料)

richcopyは、こちらからダウンロード出来ます。(本文一番上の HoffmanUtilitySpotlight2009_04.exe をクリック)
http://technet.microsoft.com/en-us/magazine/2009.04.utilityspotlight.aspx



どちらも、オプション機能が豊富で、よほどの事が無い限り、機能が不足と言うことはないでしょう。
FTPによるサーバへのアップロードも出来る様ですから、至れり尽くせりです。

同期元にないファイルは削除する/しないの指定も出来る為、完全一致させる事も出来ますし、差分コピーだけをする事も出来ます。
また、タスクスケジューラと併用すれば、自動実行も可能です。この場合、robocopyの方が使い勝手が良いかも。


もちろん、WHS以外にも、デスクトップPCと持ち歩き用のノートPC間でも、データ同期出来ますから、日常的に使えるツールです。
元々は、マイクロソフト社内で、活用されていたツールっぽいですが、マイクロソフトもやれば出来る子の様です。
商用ソフトも、このくらい小回りの利くソフトを開発すればいいのに・・・。



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Acer Aspire easyStore H342-S5 -DLNA設定編- [WHS]

さて、今日は、本題のDLNAについてです。

Aspire easyStore H342を購入した多く方は、DLNAサーバが目的だと思います。
基本的に、easyStore標準搭載の「WiDMS」を使うことを前提としています。


まず、私の環境から

データ量
①動画 1.6TB
②音楽 25GB
③写真 37GB

DLNAクライアント
①BRAVIA KDL-32J1
②PS3



まず、動画データからコピーしました。

コピー中にに関わらず、レスポンスも、再生も、全く問題ありません。
ちなみに、KDL-32J1は、mpeg4の再生は出来ない為、ファイルを認識出来ませんが、PS3からは、問題なく再生可能です。
新型のBRAVIAでは、mpeg4も対応しているはずなので、再生出来るものと思われます。



次に、音楽データ、続けて、写真データをコピーしました。
ここで、問題が!


BRAVIAのクロスメディアバーから、H342にアクセスすると、アクセス不可のメッセージが出て、全然開けなくなりました。
動画も音楽も写真もすべてです。

原因は、どうやら、大量の写真データの様です。
共有フォルダにコピーされたデータは、メディアサーバーがデータの解析を行うのですが、
H342のプロセスを見ると、メディアサーバーソフトの「WiDMS」が、動き続けています。どうやら、頑張って解析している様です。

・・・しばらく待ちます・・・・・・・・・・CPU使用率が下がりました。

BRAVIAからアクセスしてみました。
ダメです。 はて?なぜだ?



実は、この「WiDMS」は、データベースソフトに、「SQLite3」を使用しており、どうも、これが大量のデータに耐えられない様な感じです。
そこで、リモートデスクトップで接続し、dllの日付を確認してみると、2010年1月の日付でした。最新版は、2010年10月です。
早速、最新版のdllに入れ替え、WHSを再起動。

元気に、「WiDMS」のプロセスが動き始めました。
どうやら、解析を再開した様です。
BRAVIAからアクセスしてみたところ、アクセスの可能となりましたが、かなり遅いです。

・・・解析完了まで数時間待ちます・・・・・・・・・・CPU使用率が下がりました。

BRAVIAからアクセスしてみました。
動画、音楽、写真、すべて問題なく認識し、再生も可能になりました!
レスポンスも良好です。


と言うことで、デフォルトで搭載している「SQLite3」は、最新版に更新してあげた方が、挙動が安定する様です。
この辺が、フリーのソフトを使っているが故の落とし穴でしょうか。
素人の方には、難しいでしょうね。




使い勝手に話を移します。(ここから先は、主観と環境要因が入ります)


●動画
全く問題ありません。
極めて快適で、返却に至ったIOデータのNASの様に、再生中に一瞬止まる様な現象も発生しません。
クロスメディアバーから見えるメニュー構成も、フォルダ構成がそのまま表示される為、とても見やすいです。
NEX-3で撮影した、花火大会の動画を、初めてBRAVIAで見ましたが、なかなか良いですね。


●音楽
これは、操作性に難ありです。
表示されるメニューは「アルバム」「アーティスト」「ジャンル」「プレイリスト」の4つだけです。
「アルバム」を選ぶと、すべてのアルバムのタイトルが表示されます。 数百枚あってもそのまま表示されます。(ちょっと時間が掛かります)
「アーティスト」を選ぶと、全アーティストが表示され、任意のアーティストを選ぶと、そのアーティストのすべての曲が表示されます。(アルバムを選ぶこと出来ません)
「ジャンル」を選ぶと、すべてのジャンルが表示され、任意のジャンル選ぶと、そのジャンルのすべての曲が表示されます。(アーティストを選ぶことは出来ません)

って事で、大量のデータがある場合は、使い物になりません・・・。

Windows Media Connectでは、これ以外に、「フォルダ」を選択出来、フォルダ構成次第ですが、アーティスト→アルバムを選べます。
しかし、WiDMSは、この様なインタフェースがない為、とてつもな量のデータから、選ばなければなりません。
ちなみに、KDL-32J1では、WMCを認識出来ない為、使う事が出来ませんが、PS3は、認識しています。


●写真
全く問題ありません。
動画同様、フォルダ構成でメニューが表示されている為、簡単に操作できます。
ただし、DLNAクライアントの性能次第で、表示出来る解像度(サイズ?)に制限があり、
KDL-32J1では、NEXの1400万画素クラスの写真は認識出来ません。

ただ、そもそも、DLNAで公開するのであれば、適当な大きさにリサイズして公開した方が、表示レスポンスも良くなるので、
生データをそのままアップはしない方が良いかもしれません。

ちなみに、PS3では、NEXのデータも問題なく認識します。


●レスポンス
データ解析が終了すれば、極めて快適です。
あきらかに、安価なNASよりパフォーマンスが高く、Atomプロセッサとは言え、能力は十分に思えます。

音楽データの表示形式には問題がありますが、逆に言うと、大量のデータでも一覧表示出来るだけの能力を備えている訳です。
遅いNASですと、数十個一覧を表示すると、しばらくだんまりしてから表示、を繰り返しますが、その様な現象はほとんどありません。

なお、前モデルとなるH340は持っていない為、比較する事が出来ませんが、
少なくとも、H342は、メディアサーバとして、十分な性能を持っていると思います。



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Acer Aspire easyStore H342-S5 -セットアップ編- [WHS]

今回は、セットアップ編です。


とは言っても、一気にセットアップした訳ではなく、

初期セットアップ → データの一部移行 → HDDの増設 → 残りのデータを移行

と言う流れです。
まぁ、よくあるパターンかもしれませんね。計画性のない人などは・・・。


●初期セットアップ
 ①箱から出して、ACとLANケーブルつないで、電源オン
 ②添付のCDから、「Windows Home Serverコンソール」ツールをクライアントにインストール
 ③同じく付属のCDから、「Window Home Server コネクト」をクライアントにインストール

 ※WHSコンソールは、WHSの設定を行う為のツールです。
 ※WHSコネクトは、WHSの状態を、クライアントPCに表示する為のツールです。タスクバーの右側の表示エリアにアイコンが追加されます。


 WHSのセットアップ自体は、ウイザードに従って行うだけなので、特に、困る事はないでしょう。
 ただし、添付のマニュアルは、非常に不親切です。
 多カ国語言語で書いている為、マニュアル自体は分厚いものの、日本語部分だけだと、3,4mmくらいでしょうか。
 また、変な日本語がちりばめられており、海外メーカらしさ満載です。


 唯一分かりづらいのは、「ユーザの作成」部分だと思います。
 WHSは、クライアントと密接な関係を持っています。
 そこで、WHSに作成するユーザは、使用するパソコンと同じユーザID、パスワードする事を推奨されています。
 これにより、パソコンを起動すると、WHSへ自動ログインされ、何も意識せず、アクセスする事が出来ます。

 ここで問題なのが、パソコンにパスワードを設定していない場合です。
 自宅で使用している場合、パスワードなしにしている事が多々あると思いますが、
 WHSのデフォルトでは、5文字以上のパスワードが必須となっています。(変更可能)

 パソコンに、5文字以上のパスワードを設定して使用している人は問題ありませんが、
 4文字以下やパスワードなしで使用している人は、自動ログイン出来ません。

 パソコンに、パスワードを設定するか、WHSのパスワードセキュリティを「条件なし」に変更する必要があります。


●データの一部移行
 初期状態だと、20GBがシステム領域に使用されており、データ領域の空き容量は、911GB程度となります。
 システム領域が、若干不足気味な感じも否めませんが、初期状態だと13GB程度の空きとなっているので
 アドインをたくさんいれない限り、おそらく大丈夫でしょう。
 
 RAIDではないため、HDDの増設予定であっても、データ投入して問題ありません。
 空いている時間に、どんどん入れておきましょう。
 
 
●HDDの増設
 HDDの増設は、いたって簡単です。工具は、何も必要ありません。
 前面の扉をあけるとHDDが取り出せる様になっています。

 一番下のベイは、初期HDDが入っていますので、2段目より上を使います。
 オレンジ色のレバーを引くと、増設用に設置枠が出てきますので、HDDをそのままはめ込んでください。
 事前に、HDDのフォーマットなどは不要です。
 あとは、元にベイに戻せば、OKです。
 
 次に、「WHSコンソール」を起動して、「サーバーの記憶域」をクリックして設定画面を開きます。
 そうすると、先ほど増設したHDDが表示されいるはずですので、選択して「追加」ボタンをクリックします。
 ウイザードが表示され、途中、選択画面が表示されますが、デフォルト(ホームサーバーの記憶領域を増やす)のまま、進めればOKです。
 これで、追加したHDDを、データ領域として使用出来ます。
 
 なお、Vistaからドライブのプロパティを開くと、全体容量が正しく表示されず、元々の911GBと表示され、グラフ上は空きなしで真っ赤となります。
 この辺は、気にしないって事で(^^;)
 
 これで、元々の911GBと、新たに追加した容量が、共有フォルダとして使用可能となります。
 なお、WHSは、使用領域を自動バランシングしている様ですので、何のファイルがどの物理ドライブに入っているかは、見ることが出来ません。
 これは、リモートデスクトップを使用して、直接WHSの中を覗いても一緒です。
 
 どうしても知りたければ、一度取り外して、見てみるしかなさそうです。(やってませんが)


●残りのデータを移行
 さぁ、あとは、残り1.2TB程度のデータ移行です。
 
 DLNA設定編へ続く
 


●電源管理ソフト「Lights out」のアップデート

 このソフトは、サスペンド条件などを、きめ細かく設定出来る、必須アドインです。
 すべてのクライアントからアクセスが止まると、何分でサスペンド(もしくはシャットダウン)するかなどを設定出来ます。
 対象は、PCだけではなく、TVなどのDLNAクライアントも含まれる為、理想通りに電源管理をしてくれます。

 
 H342では、標準で、昔のバージョン(確か0.8)がインストールされています。
 アップデートしなくても、一通りの機能は持っていますが、私は、アップデートしました。
 
 ただし、最新版(1.00版以降?)は、フル機能を使う為には、有料となります。
 試用期間の30日を超えると、一部機能が無効になります。
 
 それでも、インストールされているバージョンより、機能が追加されている為、アップデートする事をお勧めします。
 
 インストールは、Lights outをダウンロード(msiファイル)して、WHSの共有フォルダ「ソフトウェア」にコピーし、
 WHSコンソールのアドイン画面の開いて、インストールを行います。
 リモートデスクトップは使用しません。

 私は、インストール時、エラーメッセージが表示されましたが、インストール自体は成功していました。
 しかし、コンソール画面上は、未インストール状態だったので、再度、実行したところ、表示上も問題なくなりました。
 参考までに。

 
 
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Acer Aspire easyStore H342-S5 -HDD構成検討編- [WHS]

さて、今回は、HDDの構成検討編です。
では、早速行ってみましょう。


H342-S5は、標準で1TBのHDDが搭載されています。
このHDDは、20GBのシステム領域(C:)と、残りはデータ領域(D:)として構成されています。

空きベイは、3台ありますので、3.5インチの好きな容量のHDDを最大3台追加する事が出来ます。
標準搭載の1TBのHDDを2TBに交換し、OSの再インストールし、最大で、2TB×4台で、8TBにする事も可能です。


ミラーリングの様に、すべての共有フォルダを複製するのであれば、偶数容量の方が良いですが、
WHSは、ミラーリングではない為、標準の1TBを有効に使う方法を考えた方が、お財布に優しいです。
※詳しくは、分かった事編参照

って事で、しばらく考えてみました。



結論!

2TB×1台増設、2TB×1台をバックアップ時のみ外付け(裸のHDDのクレードル接続)


更新の入らないデータ(動画とか)を、常時、サーバー内のHDDに保存する必要はない為、保管用のHDDで冗長化する事にしました。
WHSで冗長化すべきデータは、頻繁にデータ更新や追加があるフォルダだけにすれば、無理に内蔵HDDを増やす必要はありません。
たまに、手動バックアップをしてあげる事により、ドライブベイを有効に活用出来、消費電力も抑えられ、何より、内部の温度上昇も抑えられる訳です。



次は、HDD選びです。

最安値のWDは、2003 ServerベースのWHSでは、低速病が発症する為、必然的に、日立、SEAGATE、SAMSUNGのどれかになるのですが、
日立は、7200rpmと高速な代わりに、価格が高く発熱も他より高いです。
SEAGATEは、5900rpmと、他メーカの低速版5400rpmより500rpm高速ですが、WDよりちょっと高めの価格。
SAMSUNGは、5400rpmで、低消費電力で、WDを除けば一番安価です。


とりあえず、土曜日に、ドスパラ札幌店に行ってきました。(ヨドバシに車を駐めて)
すると、札幌店限定で、SEAGATEの2TBが、7,980円の特価セール中でした。(WDも同価)
って事で、あっさり、SEAGATEに決定。(昔イヤな思い出のあるSEAGATEですが、SAMSUNGよりいいかなって事で・・・)
ちなみに、日立は、1万数百円でした。

ついでに、USB2.0/3.0⇔SATA変換アダプタを購入。
クレードル型にしようと思っていましたが、USB3.0対応で、約2,500円だったので、こちらにしました。 ちなみに、玄人指向の製品です。


最後に、ヨドバシで、NEX-3用に、液晶のセミハードプロテクターを購入し、駐車料ゼロ円に。(ココ大事)



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Acer Aspire easyStore H342-S5 -分かった事編- [WHS]

ちょっと長いです。
興味のない方は、スキップしてください。



Windows Home Serverを触ってみて、一般のWindows ServerやLinux Serverと異なる点について、
分かった事をまとめたいと思います。


大きく違うのが、以下の4点
①セットアップ・設定方法
②独自のHDD管理(RAIDではない)
③ファイルの冗長化(2重化)方式
④アドインソフトと言う概念


ある程度パソコンの知識がある人にとっては、逆に取っ付きづらいかもしれません。
Windows 2003 Serverベースの製品なのですが、利用方法は、全くの別物と思った方が良いでしょう。


さて、それぞれ、かいつまで解説します。

①セットアップ・設定方法
本体は、ACケーブルとLANケーブルをつないで、電源を入れるだけでOKです。(ディスプレイ、キーボードなどは不要)
H342は、OSは、プリインストールされているので、初期設定をするのみです。

その初期設定をする為に、クライアントPCに、「Windows Home Serverコンソール」ツールをインストールします。
以後、基本的に、このWHSコンソールを使用する事になります。

ごく一部に、「リモートデスクトップ」を使う必要があります。(例えば、WHSにUSB接続プリンタを設定して共有したいとか)
#リモートデスクトップとは、接続先の画面を、クライアント画面にウィンドウとして開くツールです。(Windowsの標準機能)

これにより、WHSコンソールでは出来ない設定をしたり、見えない情報を見たい出来ます。
リモートデスクトップで見える画面は、まさに、Windows 2003 Serverそのままです。
ちなみに、WHSコンソールの実態は、リモートデスクトップっぽいです。(画面を固定したリモートデスクトップ)



②独自のHDD管理(RAIDではない)

これが、一番違うところでしょう。
H342では、最大4台までHDDを搭載する事が出来ます。
通常のサーバーでは、単独で使うか、RAID0でスパニングするか、RAID0+1でスパンイング&ミラーリング構成にするでしょう。
しかし、WHSでは、RAIDと言う概念はありません。

WHSでは、ドライブエクステンダー(以下、DE)と言うアーキテクチャを使用しています。
簡単に言うと、物理的に複数あるHDDを、足し算して論理的に1つのHDDに見せかける技術です。

RAIDと一番違うのは、HDD容量が不統一でも、単純に足してくれる事です。
また、RAIDの場合、HDD構成が変わると、HDDをフォーマットして再構築する必要がありますが、DEでは、足したり引いたり、自由に出来ます。

さて、ここで、それなりの知識のある方なら疑問が生まれるはず。
足すのはいいが、引いたら(外したら)どうなるの?と言うことです。

WHSでは、搭載されたHDDを均等に使う様に自動制御されている様です。
ですので、そのままHDDをはずすと、ランダムにファイルがなくなってしまいます。これでは、使いものになりません。
そこで、HDDを取り外すと言う前に、USBストレージなどと同じように、取り外すと言う操作をします。
これにより、当該のHDDの内容が、他のHDDに移され、空になった状態で、取り外す事が出来るのです。
もちろん、満杯状態であれば、移しようがないので、データの消失が発生しますと警告が出ます。
これらは、内蔵HDDだけでなく、外付けHDDでも有効な為、かなり自由度の高い、HDD管理が出来る訳です。

この機能によって、HDD交換による増量アップや、古くなったHDDを故障前に交換出来る様になります。

すごいですよね。
普通のサーバーやクライアントPCで、使えないのでしょうかね?



③ファイルの冗長化(2重化)方式

さて、RAID1がないなら、どうやってファイルの冗長化(二重化)をするの?と、疑問に思うのではないでしょうか。
これも、かなりインテリジェンスな制御がされています。

RAIDでは、基本的に物理的な二重化となりますが、WHSは、物理と論理のハイブリッドで二重化されます。
と言うのは、WHSでは、二重化(WHSでは、「共有フォルダの複製」と言います)の指定は、フォルダ単位で指定可能なのです。
この共有フォルダを“複製する”と設定(チェックボックスオン)すると、そのフォルダの中のファイルは、自動で二重化されます。
もちろん、解除するのも自由です。

さて、物理ベースではどうなっているのか?
対象のファイルは、物理的に異なるHDDに、複製ファイルが作成されるのです。
ですので、最低限2台のHDDがないと、「共有フォルダの複製」は出来ません。
複製が作成される訳ですから、この設定をオンにすると、データ量は2倍になります。

と言うことで、1TBのHDDと2TBのHDDがあった場合、最大複製出来る容量は、1TBとなる訳です。
1TBと2TBと2TBなら、最大2.5TBですね。

こんな感じで、ファイルの冗長化を実現しています。
こちらも、RAIDより、柔軟性があり、使い方次第で、HDDを有効活用出来ます。

例えば、PCとWHS両方で保持しているデータであれば、WHS側で更に冗長化する必要はない訳ですから、共有フォルダの複製はオフ。
WHSにしか保持していないデータは、共有フォルダの複製をオン。

なかなか便利だと思います。
データの同期については、別途、書きたいと思います。



④アドインソフトと言う概念
これも、WHS特有の仕組みです。
最初にも書いたとおり、WHSには、ディスプレイもキーボードもつなぎません。
すべては、WHSコンソールにより、制御を行います。例外として、リモートデスクトップを使用。

そうです。基本は、WHSコンソールなので、動いているアプリは、このコンソールに表示されなければ、設定出来ない訳です。
そこで、WHSでは、アドインと言う概念を用いて、アプリケーションをインストールします。

イメージ的には、FireFoxのアドインと思って貰えればOKです。
それが、アプリケーションへのアドインソフトなのか、OSへのアプリケーションソフトなのかの差です。

FireFoxのアドインと同様、アドインソフトを扱ったサイトがあり、そこからダウンロードして、コンソールツールを使用してインストールします。
ただし、残念な事に、日本でのWHS普及率は、それほど高くない為、日本語化がされておらず、英語を読める様に頑張るか、英語を翻訳してくれる友達と仲良くなるか、英語を翻訳してくれるブラウザを使うか、天に任せて適当に行うしかありません。

有名どころのアドインは、ブログなどで紹介してくれているので、それ程困る事はありませんが、色々なアドインを入れたいと思っている人は、ちょっと苦労するでしょう。


なお、WHSのアドインソフト以外で、どうしても使用したものがあれば、リモートデスクトップを使用して、直接、WHSのOSにインストールする事も出来ます。
Windows 2003 ServerベースのOSなので、古い物も結構動くと思いますが、すべて自己責任となります。

日本語翻訳サイトがあれば、日本でもWHSが盛り上がると思うのですが、これは、卵と鶏の話になってしまいますね。




最後に、素朴な疑問について、書きたいと思います。
なんで、普通のWindows Serverじゃダメなの? LinuxベースのNASと何が違うの?

自宅で使うサーバですから、電気代も気になりますよね。
一般的なサーバー機器は、法人向けであり、最近は、省電力化しているとは言え、WHSとは次元が違います。
また、サーバ使う為に、ディスプレイやキーボードなどを用意するのもお金が掛かりますし、場所も必要です。
更に、電源を細かく制御出来るアドインソフトもあり、この辺が通常のサーバーOSと違うところです。

じゃあ、NASでいいじゃん、その為にあるんでしょ?ってなる訳ですが、NASは、シングルか2台か4台のRAID構成HDDとなります。
最大の違いは、②③で書いたHDDの使い方の差だと思います。
そもそもビジネス用だったNASは、使い勝手的な事は、あまり考慮されていません。

また、WindowsPCとの親和性も高く、かなり便利な、PC内のデータバックアップ機能も搭載されており、DLNAサーバとバックアップサーバを、高次元で確立しているのがWHSと言う訳です。

一方、高額なマニア向けNASなどと比べると、賛否両論あると思いますが、初心者でも、比較的簡単に使えると言う点では、WHSの方が良くできていると思います。



余談
現在、Windows Server 2008ベースの次期WHS(コードネーム Vail)の開発が進んでおり、それ程遠くない先に、リリースされると思われます。
他国から比べると遅くなるかもしれませんが、日本でも発売されるでしょう。
次期WHSは、躍進する可能性は高いと思っています。

ちなみに、H342は、次期WHSが搭載出来るスペックなので、OSを購入すれば、入れ替え可能な製品です。もちろん、自己責任で。



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Acer Aspire easyStore H342-S5 -到着・開封編- [WHS]

昨晩、11日夜に注文したWindows Home Server Acer Aspire easyStore H342-S5が到着しました。


前にも書きましたが、リファビッシュ品と言われる、準中古品です。
ただし、メーカの工場で再整備された、メーカ保証付の中古品で、ほぼ未使用に近い製品となります。

唯一違うのは、3ヶ月のメーカ保証書が同封されている事くらいです。(新品は、1年)
また、箱には、開封すると分かる銀色のテープが貼られており、メーカ出荷である事を保証しています。

箱自体は、開封感満載でした。 工場での再整備時も、開け閉めしていますし、新品を開封する喜びは味わえません。
本体は、特にキズもなく、プラスチック部分には、キズをガードする薄いビニールも貼られたままでした。
同梱品も使用感はありませんでした。


ただし、「何らかの理由」で市場から返品された製品ですので、初期不良が心配ではありますが、工場での再整備を行った製品と言うことで、この辺は、メーカを信じるしかりませんが、メーカ保証3ヶ月がありますので、初期不良は十分対応出来る期間がありますし、一般の中古品を購入するより、安心感が高いです。

現在の新品の最安価格は、39,800円、今回は、29,990円で購入しましたので、約1万円差をどう見るかだと思いますが、私は、持ち歩く事はないサーバですから、きちんと動いてくれれば、リファビッシュ品でも問題ないです。
1万円あれば、2TBのHDD増設しても、お釣り来ますからね。

現在のところ、何も問題なく動作しており、今のところは、かなりお得なショッピングだったと思います。


使用レビューについては、また後日。


【速報】
動画、音楽、写真のDLNA配信ですが、BRAVIA KDL-32J1で、問題なく見る事が出来ました。

ただし、写真は、BRAVIA側の制限の様で、α300の1000万画素の写真は大丈夫ですが、NEXの1400万画素の写真は、認識する事が出来ません。
試しに、PS3でアクセスしてみたところ、NEXの写真も認識していましたが、ファイル名に「*」が付いおり、DLNAクライアントの種類によっては、認識出来ない様です。
PS3が、最強のDLNAクライアントなのは有名ですが、電気代を考えると、TVから直接見たいところです。



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