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BRAVIA KDL-52EX700 -ホームシアター検討編 その1- [BRAVIA & ホームシアター]

今回は、TVを中核とするホームシアターについてです。


最近の液晶テレビは、せっかくの大画面TVなのに、音質がチープです。
ニュースやお笑い番組程度なら、何でも良いのですが、映画や音楽などは、もろに、音質の悪さを感じます。

ブラウン管テレビの頃は、スピーカーにも拘った商品が多くあったのですが、薄型テレビになってから、デジタル処理による音質向上はあるにせよ、音質の基本となるスピーカー自体は、あきらかに退化しています。

デザイン重視の薄型テレビでは、致し方ないところではありますが、私の場合、現在「ステレオ」と言う商品を持っていない為、TV+DLNAサーバがステレオ代わりになっており、TVのスピーカー&アンプでは、明らかに役不足。 聴いていて楽しくありません。


そこで、今回のTV買い替えを機に、憧れのホームシアターシステムを検討する事にしました。
昔は、オーディオが大好きで、ステレオやスピーカーを熱心に勉強していたのですが、デジタルになってから、興味が薄れて、昔は生活の中心だったステレオが無い生活が続いていますが、久し振りに、オーディオ製品を調べてみましたが、やはり、ワクワクします。
この勢いで、仕事や資格の勉強が出来れば、どれだけ生産効率が高いのだろうかと思いますが、そうは行きません。



さて、話を戻して。

ホームシアターを構築する上で、製品カテゴリーとして、大きく分けると、「ホームシアターシステム」「単品AVアンプ+単品スピーカー」の2つがあります。

ホームシアターシステムとは、AVアンプ・ウーファー・スピーカーがセットになった製品です。
フロントサラウンドの2.1ch、3.1chや、サテライトスピーカーも付属する5.1chなどがあります。
ほとんどの商品は、AVアンプ機能がウーファーに組み込まれた一体型になっています。
価格は、比較的安価です。(BOSEなどを除く)

単品AVアンプ+単品スピーカーは、その名の通り、それぞれ個別の製品を組み合わせます。
こちらは、それなりの知識がないと、ちょっと難しいかもしれません。
価格はピンキリで、意外と安価な構成から、目玉飛び出る様な構成まで何でもありです。



次に、メーカですが、オーディオ関係は、国内・海外問わず、老舗メーカーが多くあります。

有名どころでは、海外では、BOSEやJBLなど、国内では、PIONEER、YAMAHA、ONKYO、DENONなど、多数がひしめいています。
もちろんSONYも、国内AV機器メーカの1つです。
それぞれ、独自の個性を持っており、どこが良いかは、人それぞれです。
国内ではシェアの低いVictorも、海外ではJVCブランドで、結構人気があったりします。
ちなみに、私は、Victor好きです。


ところで、AVアンプとは何かと言うと、簡単に言えば、ステレオ時代からあるアンプ(プリメインアンプ・ステレオアンプ)をベースに、映像機器との接続や、サラウンド機能など、総合的な機能を持ったアンプの事です。
HDMIのセレクター機能なども付いています。
比較的安価な製品から、高価な製品までありますが、硬派なオーディオマニア向けの様な、目玉飛び出るほどのマニア向け製品はほとんどありません。
とは言っても、数十万クラスの製品は普通にありますが・・・。



話を戻して、まず、「ホームシアターシステム」を検討するか、「単品AVアンプ+単品スピーカー」にするかによって、全く検討範囲が異なります。

●ホームシアターシステム
比較的安価で、設置も簡易なところがメリットですが、拡張性や検討商品の少なさがデメリットです。
また、ホームシアターと言う商品の性格上、TVと異なるメーカーの組み合わせは、あまりよろしくありません。
ホームシアターシステムを販売してないTVメーカ(東芝や日立など)は、そのメーカーの対応を表明しているメーカの製品が良いでしょう。
もし音質を理由に、TVとは違うメーカを選ぶくらいであれば、単品AVアンプにすべきだと、私は思います。

BRAVIAと組み合わせるのであれば、やはりソニー製が一番です。

ソニーで言うと、
①HT-FS3  22,800円
②HT-CT350 49,800円
③HT-IS100 89,800円
あたりが、メイン商品となります。(価格は、ソニーストア)

①HT-FS3
は、フロントサラウンドの2.1ch製品です。
卓上型のスピーカーとサブウーファーで構成された、最廉価モデルです。
TVのスピーカーアップグレードとしては、コストパフォーマンスは良いと思いますが、個人的には、安価とは言え、いまいち、別売りで買うメリットがあるのか、疑問も・・・。
フロントスピーカーも、卓上型で、ホームシアターシステムとしての、威厳が感じられません。

②HT-CT350は、フロントサラウンドの3.1ch製品です。
最新のHDMI規格にも対応しており、3D映像にも対応しています。
安価で設置も容易、場所も取らず、TVのスピーカーのアップグレートとしては、優秀だと思います。
ただし、KDL-52EX700の推奨商品とはなっていません。スピーカー横幅とTVの横幅に差がありすぎます。
また、このスタイルは、左右のスピーカーの間隔を離せない事も、デメリットの1つです。
あくまでも、TVスピーカーのアップグレード用の製品です。

③HT-IS100
は、5.1chサラウンドです。
こちらは、簡易ながら5.1chサラウンドを構築出来る、機能性に優れた製品です。
超小型スピーカーは、設置場所に困らず、大きなメリットなのですが、発売時期が古い為、アンプ部分が、最新のHDMI規格には対応しておらず、その点は、減点対象です。
きっと、この製品の後継機を待っている人も多いのはないかと思います。
また、あくまでもセット品の為、どこかが壊れると、使い回しと言う点で、制限があるのもデメリットの1つです。



●単品AVアンプ+単品スピーカー
ホームシアターシステムと比べると、多少割高にはなりますが、単品故の品質の高さと、拡張性がメリットです。
私は、今回、こちらを主体に検討する事にします。

まずは、中核となるAVアンプです。
AVアンプのメーカーは、先ほど上げたとおり、PIONEER、YAMAHA、ONKYO、DENON、SONYなど、多数あります。
AV機器は、人それぞれ好みがあり、一概にどこのメーカーの、どの製品が良いとは言えませんが、操作性だけを考えるのであれば、TVと同じメーカーにすることのメリットは否めません。

ただし、単品アンプを選ぶ方は、音質重視・拡張性重視と言う方が多数おられる事も事実でして、操作性だけで選ぶのは推奨出来ません。
がしかし、私は、ソニー信者の為、AVアンプはソニーにします。 理由はそれだけです。

ソニーでは、
①STR-DH710   49,800円
②TA-DA3600ES 125,000円
③TA-DA5600ES 248,000円
の3製品がラインナップされています。(定価は、ソニーストア)

TA-DA3600ES③TA-DA5600ESは、価格的に範囲外です。 価格下落していても、範囲外です。
①STR-DH710は、AVアンプとしては、かなりお買い得商品で、手持ちのスピーカーや安価なスピーカーと組み合わせるなら、ホームシアターシステムより、安く上げる事も出来そうです。

また、安いとは言っても、単品オーディオは、それだけで品質が高く、セット品とは比べられません。
更に、この製品は、最近発売された製品で、最新のHDMI規格や最新のBRAVIA LINKなどにも対応しています。
また、最大7.1chまで拡張可能で、一般的な家庭であれば、必要十分過ぎるほどの機能を持っています。
安いお店では、30,000円程度で購入出来る事から、ホームシアターシステムを購入するより、「STR-DH710+単品スピーカー」で構成した方が、拡張性も含めて費用対効果が高そうです。

なお、STR-DH710と同等製品が、各社から発売されていますので、ソニー信者以外の方は、そちらの製品も含めて検討してみると良いかと思います。


次に、スピーカーですが、ステレオの世界では、アンプとスピーカーを同一メーカーにするメリットは特にありません。
スピーカーは、ご自分の好きな音色のメーカー、製品を選べば良いのです。
もちろん、サイズ、デザイン、カラーなど、設置する部屋に合わせて選んでもOKです。

ソニー信者的には、スピーカーもソニーにしたいところなのですが、単品スピーカーで、魅力的なモデルが見つかりません。
と言うことで、他社製を検討です。

私の要件は、①安価であること、②場所を取らないこと、③デザインが優れていること、④単品としての音質は確保されていること。

TVと同時期に購入の為、お金がありません。 なるべく安くが、第1優先です。 じゃないと買えません・・・。

そして、それほど広くない部屋なので、設置場所が重要です。
出来れば、「HT-IS100」の様なサイコロ型の壁に設置するタイプが良いのですが、フロントスピーカーとしては、見た目がちょっと物足りません。
場所も取らず、かつ、ホームシアターとしての威厳が欲しいところです。

デザインは、クラッシックなデザインは、今回の私のコンセプトではないので、ちょっと変わったデザインの製品を選びたいです。

音質に関しては、実物を聴いてみなければ分かりませんが、オーディオ用単品スピーカーで、相応の値段であれば、私的には、おそらく許容範囲と思われます。
スピーカーは、カメラのレンズと似ていて、お金を出せするなら、いくらでも高音質な製品があります。
しかし、一般貧民な私は、そんなお金はありませんので、予算範囲内での検討です。


長くなったので、今回はこの辺で終了。
次回は、具体的な、スピーカー選びついて書きたいと思います。






小物類



比較検討商品




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