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SONY α77 -レビュー編 その1- [α & NEX & Cyber-shot]

それでは、私の個人的なレビュー編をお届けします。

なお、私は、写真でご飯食べている訳ではなく、趣味の1つです。
写真を職業にしている方とか、カメラ関係の書き込みサイトに書き込みされている常連の方々とは、少し違う印象かもしれません。


それでは、思いつくままに、始めます。


●サイズ

これまでの中級機と比べると、かなり小型化されていると思います。
α300よりちょっと大きいくらいで、ほぼ互角のサイズです。 一回りとまでは行かないと思います。
グリップ部は、α300より大きく、私の手には、結構、ギリギリだったりします。
しかし、グリップ感は良好です。
ミラーレスカメラは、小さい方がいいですが、一眼は、このくらいの大きさがあった方が、しっくり来ます。

●重量

一番の驚きでした。 こんなに軽いとは。
昔から、AV機器は、重い方が良いと言われていますが、カメラは、軽い方がいいなぁ。
レンズ付けたら重くなりますからね・・・。

●デザイン
私的には、α100からα55まで含めて、一番好きです。
他メーカー含めても、一番好きです。
特に、ペンタ部が、従来より盛り上がっていないところが、新型って感じで好きです。
逆に、α700やα900は、私は好きではありませんでした。

●質感
最近のプラスチックボディーも、質感を高める加工が発展して、なかなかのものですが、
さすが、マグネシウム合金ボディだけあって、小細工なしで、立派な質感を醸し出しています。
曲線デザインなので、迫力から来る質感ありませんが、エントリー機とは、やはり違います。

●付属ストラップ
いつもは、付属ストラップ使わないんですけど、今回は、あえて、付属ストラップを使うことにしました。
なぜなら、「77」のロゴが入っているから(>_<)
単品で、もっとかっこいい「α77ストラップ」出してくれないかなぁ~
魔除けならぬ、CNユーザ除けになるかもしれません。

●バッテリー
α300と全く同じ製品です。 もちろん、使い回しもOKです。
そんな訳で、α300を売却するのを止めた次第です。
ソニーストアでは、買取キャンペーン中なので、その分程度、プラスとなりますが、本体買取価格は、新規にバッテリーを買うとの同じくらい。
デジタル機器の性ですね。

●充電器
α300付属の充電器と規格は同じです。
ただ、α300は、充電器からケーブルを接続してコンセントに差し込みましたが、α77付属の充電器は、ACコンセントが直付けです。
出力アンペアなどは全く同じですので、使い回しOKです。
α300を売却しないと、バッテリーが2つになって、充電器も2つになって、ボディーまで付いてきます(?)

●背面液晶
α300とは、もちろん比べものになりませんが、NEX-3よりも大きく、とても見やすいです。
また、3軸の可動機構は、秀逸ですね。 液晶を前面に向けられるところも、驚きです。
三脚とシャッターリモコンがあれば、他人いらず?
実機を見ると、堅牢性も十分そうで、多少の改良の余地はあっても、これからのベースになると思います。

●EVF性能
発売前から、色々と言われていたEVFです。
私は、EVF賛成派だったので、期待しかありませんでしたが、期待通りでした。
もちろん、OVFと見え方の差はありますが、私は、デジタルカメラである以上、VFも電子式で良いと思っています。
なお、私の初代機は、α7700iで、決して新しい人(?)ではありません。

光度は、何ら問題ありません。
オートのまま使っていますが、一応マニュアルで光度調整出来ます。±1ですけど・・・。

粒度感は、ほとんど感じられません。
最初にEVFを覗いたのがFZ30だったのですが、技術の進歩ってスゴイと思います。
もちろん、これからもまだまだ進化して行くと思います。

追従性については、たまーに、カクカクする事がありますけど、概ね良好です。
デビュー撮影は、シロクマさんがメインでしたが、ファインダー自体が見やすい為、α300より良いくらいです。
動物は予期せぬ動きと、瞬発力が高いので、結構、厳しい条件だったと思います。

デジタル水準器は、ちょっと感動します。
ファインダーに色々な情報をオーバーレイ表示出来るのは、まさに、EVFの真骨頂って感じです。
その中でも、デジタル水準器は、良い感じです。 傾くクセが直せそうです。

背面液晶からEVFの切替については、あと一歩早くなってくれるとうれしいですね。
屋外でも、背面液晶が見やすい為、EVF覗くのに疲れると、液晶画面見たり、肉眼で見たいしているのですが、
シャッターチャンスが来たときに、とっさにEVFを覗くと、ちょっとだけ真っ暗状態となります。
背面とEVFを自動切り替えしてくれるだけでもスゴイ事かもしれませんが、もう少し、改善してくれるとうれしいです。

●ボタン類
NEXと違って、いっぱいあって、まだ、迷います(^^;)
でも、使いやすいです。
MOVIEボタンは、ちょっと届かないけど・・・。
電源ボタンは、やっぱり、シャッターと同軸にある方が使いやすいです。
NEXでこれに慣れてしまって、たまに、α300使うと、電源どこだっけ?って探してました。

●上部液晶
中級機の証し? フィルム時代は、これしかなかったのになぁ・・・。
現在の設定を確認するには、背面液晶より見やすいです。
α77は、EVFでも、背面液晶でも、上部液晶でも設定確認出来るんですから、至れり尽くせり?

●メニュー画面レスポンス
某掲示板では、メニュー画面が遅いとの多数の書き込みがありますが、私は、まったく気になりません。
これは、個人差なのかもしれませんが、必要十分な印象です。
世の中の他のカメラは、そんなに応答速度が早いんでしょうか?

それより、再生表示の高速性に感動しているくらです。
6000×4000ドットで、最高9MB近い画像を、高速に表示切替出来るのは、驚きでした。
液晶自体も見やすいですし、これ以上望むものはありません。
あっ!あとは裸眼3Dくらいかな。

●スマートテレコンバーター
1回押すと1.4倍、2回押すと2.0倍に拡大してくれます。
1.4倍で1,200万画素相当、2.0倍で600万画素相当だそうです。
2.0倍はともかく、1.4倍でも1,200万画素ってのはスゴイです。さすが、2,430万画素センサーです。

使い勝手ですが、実は、FZ30の時も、この機能があり、とても便利でよく使っていました。
デジタルズームのように無理矢理拡大する訳ではなく、中央部の画素だけを使って、撮影時にトリミングする感じです。
もちろん、周辺部が切り捨てられる訳ですから、ボケとかの効果は変わってきます。

私の手持ちの最大望遠は、70-300Gですので、300mmがAPS-Cにより1.5倍で450mmとなり、それの1.4倍または2.0倍となります。
一挙に630mmまたは900mmの超望遠となります。
シロクマさん相手に使ってみましたが、1.4倍はともかく、2.0倍はアングル設定するだけで難しいです(^^;)
しかし、どうしても、もう少し望遠が欲しい時は、「アリ」です。 特に、1.4倍は、使い道が多そうです。

もちろん、単焦点レンズでも使えますから、簡易ズーム機能としては、望遠レンズより、広角レンズの方が相性良いかも。

●AF速度
早っ!
α300と比べちゃいけないのでしょうけど、比べられるのがα300とNEX-3しかないので比べますが、比べものになりません(^^;)
SAL1680Z、SAL70300G、SAL50F18、SAL30M28、どれを使っても、早いです。
私の用途では、困ることはないでしょう。

●静止画AF精度
今までピント合わせが困難だった、檻の向こうの動物たちに、かなりの頻度でピントが合う様になりました。
センサーが19点になったからなのか、センサーの解析アルゴリズムが改善されたのか、その両方なのか?
今までは、AFでの撮影が難しかったシチュエーションでも、α77は、こなしてくれそうです。

●動画AF精度
あまり使ってませんが、予想より使えます。
遠くで遊んでいる小シロクマにフォーカスしている状態で、母シロクマが、かなり手前を横切るシチュエーションで、完璧にピント合わせをしていました。
なお、使用したレンズはSAL70300Gでした。

●AFの駆動音
SAL70300G・・・SSM搭載ですので、当たり前ですが、静かです。動画も静かです。
SAL1680Z・・・静止画撮影時は、気になりません。 動画撮影時は、かなりうるさいです。 ジーーーーって音が、録音されます。どうにかならないのかな。
SAL30M28・・・静止画撮影時も含めて、うるさいです。 モーター音と言うより、動いたり止まったりが激しく、ガガガガガって感じの音がします。
SAL50F18・・・同じ駆動方式なのに、こちらはそれ程気になりません。
動画撮影を重視するなら、やはり、SSM搭載レンズをお勧めします。
α77には、はやり、CarlZeissが似合いそうです。 猛烈に、Distagonが欲しいです。

●連写性能
スゴイです。異次元です。
12枚/秒は、早すぎて、使い道がないくらいです。
通常の連写でもHiで8枚/秒、Loで3枚/秒が選べます。
通常なら、Hiで十分です。 Hiモード状態で、1枚だけ撮影にちょっと苦労しています。
出来れば、Midで5枚/秒が欲しいです。Midがあれば、一番使うかも。要望出したいと思います。

●電子式先幕シャッター
機械式と電子式を選べます。
シャッターには、先幕と後幕の2つがあって、先幕を従来の機械式にするか、それとも、センサーに搭載した電子式にするかを選べるのです。
後幕は、機械式固定です。
先幕を電子式にすると、「シャ」「シャ」って感じのシャッター音になり、機械式にすると、「シャキ」「シャキ」て感じの音になります。
電子式に何のメリットがあるかと言うと、レリーズタイムラグが短くなる効果があるそうです。
ただ、光が強い場合や、動きの速いものを撮影する場合は、従来の機械式の方が良いそうです。
どっちが良いと言う訳でなく、シチュエーションに合わせて、使い分ければ良いのです。

●データサイズ
初期状態(画質:ファイン)で、6MBくらいから9MBくらいでした。
かなりの差があります。
いずれにせよ、動画とかも撮影する場合、SDXCの64GBまでは、いらないと思いますが、32GBくらいあった方が良いです。
16GBだと、連写使うと、心許ないです。

●画質
VAIO Fが届いたら、掲載したいと思います。
IdeaPadの液晶で見た感想を掲載しても、説得力0でしょうから・・・。


レビュー編 その1終了。
その2へと続く。


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コメント 2

dさん

お初になります
楽しく読ませて頂きました。
α77は色んな評価が出ていますが
私も3月に購入予定です。
by dさん (2012-02-25 16:14) 

whitecat

dさん>
はじめまして。
α77は、悲運な運命をたどっていますが、どうにか、出荷が再開されましたし、噂情報では、3月末頃に、新ファーム1.05の登場がる様です。
将来、ターニングポイントになるモデルである事は間違いないと思います。
ポジティブに、楽しんで行きましょう!!
by whitecat (2012-02-25 17:33) 

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